P点

経審のP点の仕組み
何がどれだけ評価される?

2026年5月27日 | ごとう事務所(熊本)

経営事項審査(経審)の最終的な評点は「P点(総合評点)」として表されます。このP点が入札参加資格の格付け(ランク)を決定します。

P = 0.25X1 + 0.15X2 + 0.20Y + 0.25Z + 0.15W
P点 = 各評価項目のスコアに重みをかけた合計値

5つの評価項目(詳細)

X1
ウェイト:25%
完成工事高
直前2年または3年の平均完成工事高。元請工事の比率が高いほど有利。
X2
ウェイト:15%
自己資本額
平均利払前利益
自己資本額と営業利益+減価償却費の平均値で評価。
Y
ウェイト:20%
経営状況(財務)
貸借対照表・損益計算書から8つの財務指標で評価。
Z
ウェイト:25%
技術力
技術職員数(資格保有者)と元請完成工事高で評価。
W
ウェイト:15%
社会性等
労働福祉・防災協定・ISO・建設機械所有数などで加点。

Y点の8つの財務指標

指標評価の方向
純支払利息比率低いほど高評価
負債回転期間短いほど高評価
総資本売上総利益率高いほど高評価
売上高経常利益率高いほど高評価
自己資本対固定資産比率高いほど高評価
自己資本比率高いほど高評価
営業キャッシュフロープラス・大きいほど高評価
利益剰余金多いほど高評価

完成工事高(X1)は過年度の実績が積み上がる

X1の評価は「直前2年または3年の平均」です。今年度の工事をいくら増やしても、反映されるのは翌年以降の経審から。早めに工事実績を積み上げることが重要です。

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